
来月サイトをリニューアルします。リダイレクトさえ設定すれば順位は落ちませんか。

設定するだけでは足りません。Googleはリダイレクトを1年以上保持するよう案内しています。それに加えて、落ちたときに戻すための記録を公開前に取っておいてください。
サイトリニューアルのSEO対策を調べると、注意点を11個や12個並べた記事が並びます。リダイレクトを設定する、内部リンクを張り直す、コンテンツ量を減らさない。どれも押さえるべき項目です。ただ、そのうえで順位が落ちてしまった場合にどうするかを書いた記事は見当たりません。
この記事では、落とさないための対策に加えて、落ちた後に戻すために公開前へ残しておく記録と、実際に落ちたときの確認手順を扱います。あわせて、リダイレクトを何年維持すべきかというGoogleの記述も引用しました。
- 順位が落ちる原因は評価の引き継ぎ失敗・情報量の減少・技術的な遮断の3つに分かれます
- Googleはリダイレクトをできるだけ長く、1年以上保持するよう案内しています
- リダイレクトが正常でも、旧URLのままの内部リンクは別の壊れ方をします
- 公開前にURL一覧・順位・流入・内部リンク構造の4点を記録してください
- 反映には中規模サイトで数週間かかります。1週間で判断しないでください
- 落ちたときは戻せるもの(技術)と戻せないもの(削ったページ)を先に切り分けます

株式会社オークスでは実際のWebコンサルタントである、柏倉元太(@genta_oaks)が記事を監修。
月間数十万PVのメディアを複数運営しながら、現在はSEOからSNS、YouTubeまで様々な分野のマーケティング企業を運営。
サイトリニューアルでSEOの順位が落ちる仕組み
対策の前に、何が起きているのかを整理しておきましょう。
URLが変わるリニューアルと変わらないリニューアル
ひとくちにリニューアルと呼んでいますが、検索エンジンから見ると2種類あります。この違いで、やるべきことが大きく変わります。
| 種類 | 該当する作業 | 主なリスク |
|---|---|---|
| URLが変わる | ドメイン変更、ディレクトリ構成の変更、CMS移行、ページの統廃合 | 評価の引き継ぎ失敗、404の大量発生 |
| URLが変わらない | デザイン刷新、サーバー移転、CDN導入、HTMLの書き換え | コンテンツの削減、技術的な遮断 |
URLが変わらない場合はリダイレクトの設計そのものが不要です。かわりに、旧サイトにあった説明文をデザイン都合で削ってしまう事故が起きやすくなります。見た目をきれいにする作業と、情報を減らす作業は紙一重です。
落ちる原因は3つに分かれる

下落の相談を受けたとき、原因は次の3つのどれかに収まります。複数が重なっている場合も珍しくありません。
| 原因 | 具体的に起きていること | 戻せるか |
|---|---|---|
| 評価の引き継ぎ失敗 | リダイレクト漏れ、302で設定、トップページへの一括転送 | 戻せる |
| 情報量の減少 | ページ統合で本文を削った、下層ページを廃止した | 作り直しが要る |
| 技術的な遮断 | noindexの残存、robots.txtのDisallow、canonicalの誤設定 | 戻せる |
設定ミスの2つは、見つけさえすれば直せる問題です。対して削ってしまったページと本文は、直すのではなく作り直しになります。リニューアルで「ページ数を3分の1に整理しました」という報告を受けたら、その時点で流入の減少を覚悟してください。
統合そのものが悪いわけではありません。中身の薄いページを1本にまとめて厚くする作業は有効です。問題になるのは、統合の名目で情報を捨てた場合です。
落ちてから戻るまでにかかる期間
リニューアル直後に順位が動くのは避けられません。問題は、それがいつ落ち着くかです。Googleは移転の反映期間について次のように書いています。
「中規模のサイトでほとんどのページの移転がインデックスに反映されるのに数週間かかり、より大規模なサイトであればそれより長くかかります」
出典はGoogle「URL が変更されるサイト移転」です。
数週間という記述が意味するのは、公開から1週間の数字を見て失敗と判断してはいけないということです。ここで慌てて設定を触ると、原因の切り分けができなくなります。3日目に落ちて、2週間目に戻り始めるという動き方をします。
ただし、いつまでも待てばよいわけでもありません。1か月経っても回復の兆しがない場合は、待ちの問題ではなく設定の問題を疑ってください。判定の目安は後半で扱います。
サイトリニューアルのSEO対策で外せない項目
ここは他の解説記事とも重なる基本部分です。手短にまとめます。
リダイレクトの設計
Googleは永続的なHTTPリダイレクト(301、308)の使用をすすめています。302は一時的な移転を示すため、恒久的なURL変更には向きません。
設計で最も事故が多いのは、旧URLをまとめて新しいトップページへ転送する処理です。個別ページの評価がトップに集約されるだけで、下層ページの順位は戻りません。旧URLと新URLを1対1で対応させた一覧表を作り、そこから設定してください。
移転の進め方についても記述があります。
「小規模または中規模のサイト: 区分ごとに移転するのではなく、一度にサイトのすべての URL を移転することをおすすめします」「大規模なサイト: 分割して区分ごとに移転する方法もおすすめです」
中小企業のコーポレートサイトであれば、前者に該当します。段階的に切り替えるほうが安全に思えますが、Googleの案内は逆です。
情報量とページ数を減らさない
デザインを整えるとき、テキストは削られる方向に働きます。余白を広く取り、1画面あたりの文字を減らすほど、見た目は整って見えるはずです。その代わり、検索エンジンが読み取れる情報は減ります。
- 旧サイトで流入が多かったページの本文を、文字数ベースで比較する
- 画像に置き換えたテキストがないか確認する(画像内の文字は読まれません)
- タブやアコーディオンに入れた情報が、HTMLに存在するか確認する
- 廃止するページの一覧を作り、流入があるページが含まれていないか照合する
とくに3番目は見落とされます。JavaScriptで後から差し込む実装では、HTMLソースに文言が存在しません。ソースを表示して該当の文言を検索すれば、その場で判別できます。
技術的な遮断を起こさない
テスト環境で入れた設定が、本番へそのまま乗る事故です。順位下落の原因としては最も多く、そして最も直しやすい部類に入ります。
| 確認項目 | 確認方法 |
|---|---|
| noindexの残存 | ソースで noindex を検索。WordPressは「検索エンジンでの表示」設定も確認 |
| robots.txt | ドメイン直下の robots.txt を開き、Disallow: / が残っていないか見る |
| canonical | 各ページのcanonicalが自分自身を指しているか。テスト環境のURLが残る事故が多い |
| Basic認証 | 公開後に外し忘れると、クローラーもアクセスできません |
| XMLサイトマップ | 新しいURLで生成し直し、Search Consoleへ送信する |
URLが変わらないサーバー移転やCDN導入の場合は、もう1点あります。Googleは「ファイアウォールの設定やサービス拒否攻撃(DoS)対策によって、Googlebot による DNS やホスティング プロバイダのサーバーへのアクセスがブロックされていないこと」を確認するよう書いています。
出典はGoogle「URL が変更されないサイト移転」です。セキュリティ強化とクローラーの遮断は同時に起きます。移転後はURL検査ツールで実際にクロールできるか確かめてください。
Search Consoleへの通知
ドメインが変わる場合は、Search Consoleのアドレス変更ツールで旧サイトから通知を送ります。ここで注意したいのが対象範囲です。
Googleは「HTTP から HTTPS への移行の場合: アドレス変更ツールを使用する必要はありません」と明記しています。常時SSL化はドメイン変更にあたらないため、この工程は不要です。
制作会社に発注する場合、この一連の作業を誰が担当するのかを見積もり段階で確認しておきましょう。デザインとコーディングの範囲までが契約で、リダイレクト表の作成とSearch Consoleの設定は発注側という分担も珍しくありません。

サイトリニューアルのリダイレクトは設定して終わりではない
ここからが、注意点リスト型の記事ではあまり触れられていない部分です。
Googleは1年以上の保持を求めている
リダイレクトをいつ外してよいかという質問には、公式の答えがあります。
「リダイレクトをできるだけ長く保持します(一般的には 1 年以上)」
先ほどと同じ「URL が変更されるサイト移転」の記述です。ここで言う1年は、検索エンジンのためだけの期間ではありません。他社サイトからの被リンク、過去のメールに書かれたURL、印刷物のQRコード、ブックマーク。これらは旧URLを指したまま残ります。
実務でよくあるのは、サーバー移管や料金プランの見直しでリダイレクト設定が消えるパターンです。リニューアルから半年後、担当者が交代した後に起きます。設定した日と、外してよい日を運用ドキュメントに書き残してください。
リダイレクトが効いていても壊れるもの
リダイレクトが正常に動いていれば安心かというと、そうでもありません。自社メディアで起きた事故を挙げます。
2026年8月、記事の内部リンクに、301リダイレクトが設定済みの旧URLを使っていました。リダイレクト自体は正常です。ブラウザで開けば新しいページが表示されますし、コマンドラインでリダイレクトを追跡すれば200が返ってきます。通常のリンク切れチェックは、この状態を問題として検出しません。
ところが実際のページでは、そのリンクがブログカードとして表示されませんでした。CMSが旧URLを自サイトの記事として解決できず、外部リンク扱いになって別タブで開く挙動に変わっていました。読者から見れば、他社サイトへ飛ばされたのと同じ見え方です。
| 検査方法 | 旧URLへのリンク | 見抜けるか |
|---|---|---|
| リダイレクトを追跡して確認 | 200が返る | 見抜けない |
| リダイレクトを追跡せずに確認 | 301が返る | 見抜ける |
この事故を受けて、リダイレクトを追跡せずにステータスコードを見る検査を入稿フローへ組み込みました。301が1本でも混ざっていれば公開を止めます。リニューアル後の内部リンク点検でも、同じ考え方が使えます。
既存リンクの張り替え手順
リダイレクトは保険であって、正解ではありません。サイト内のリンクは新URLへ直してください。手順は次のとおりです。
- 旧URLの文字列でサイト内を全文検索し、該当箇所を洗い出す
- 本文だけでなく、ヘッダー、フッター、サイドバー、フォームの遷移先も見る
- 広告の遷移先URLとメール署名を差し替える
- 主要な被リンク元には、URL変更の連絡を入れて差し替えを依頼する
4番目まで着手できる会社は多くありません。ただ、流入の大きい被リンクが数本に集中しているケースでは、その数本へ連絡するだけで効果が出ます。全件は無理でも、上位だけなら手が届きます。
サイトリニューアル前に残しておく記録
ここが、この記事でいちばん伝えたい部分です。
落ちた後に必要になるのは「元の状態」
順位が落ちたという相談を受けたとき、最初に聞くのは「落ちる前はどうでしたか」です。ここで具体的な数字が出てこないと、診断が進みません。
Search Consoleには過去16か月分のデータが残るため、全体の推移は後からでも追えます。しかし旧サイトのページ構成、内部リンクの張り方、各ページの本文は、公開した瞬間に上書きされて消えます。原因の切り分けに必要なのは、この消える側の情報です。
記録する4項目

公開の1週間前までに、次の4つを保存しておきましょう。作業時間は半日ほどです。
| 記録する項目 | 取得方法 | 落ちたときの使い道 |
|---|---|---|
| 全URLの一覧 | XMLサイトマップを保存、またはクローラーで全件取得 | リダイレクト漏れの照合。移行できていないURLの特定 |
| 主要KWの順位 | 順位計測ツールの結果を日付つきで書き出す | 下落幅の把握。全体か一部かの切り分け |
| ページ別の流入 | Search Consoleのページ別データをCSVで保存 | 影響を受けたページの特定。優先順位づけ |
| 内部リンク構造 | クローラーでリンク元とリンク先の対応を出力 | 張り替え漏れの発見。孤立ページの検出 |
合わせて、主要ページのHTMLをそのまま保存しておくと役に立ちます。本文を削っていないかを後から比較できるためです。ファイル容量はわずかで済みます。
記録がないとどうなるか
記録がない状態で下落すると、打ち手は総当たりです。リダイレクトを1本ずつ確認し、noindexを探し、本文を旧サイトのキャッシュから復元しようと試みます。
問題は時間です。総当たりの調査には数日から数週間かかり、その間も流入は落ちたままになります。公開前の半日を惜しんだ結果、復旧に数週間を使うという交換をしていることになります。
もうひとつ困るのが、社内での説明です。「リニューアルで流入が減った」という報告に対して、どこがどれだけ減ったのかを数字で示せません。次の改善提案も通りにくくなります。
サイトリニューアル後にSEOの影響をどう測るか
記録が取れていれば、次は測り方の話になります。
サイト全体一斉なので対照群を置けない
施策の効果を測るときの基本は、実施した集団と実施していない集団を比べることです。ところがリニューアルはサイト全体を一度に切り替えるため、比較対象が社内に残りません。
さらに、検索順位はリニューアルとは無関係に動きます。Googleのアルゴリズム更新、競合の記事追加、季節変動。下がった分がリニューアルのせいだと断定できる材料は、標準では手に入りません。

代わりに使う3つの比較
対照群が置けない以上、精度は落ちます。そのうえで実務で使える比較を3つ挙げます。
| 比較の方法 | やること | 限界 |
|---|---|---|
| 前年同月と比べる | 季節変動を除くため、前月ではなく前年同月を基準にする | 前年からの自然な変化が混ざる |
| 移行したページとしていないページで比べる | URLを変更した区分と、据え置いた区分の推移を分けて見る | 全ページ一斉の場合は使えない |
| 変動日を特定する | 日次データで下落の開始日を見つけ、公開日と一致するか照合する | アルゴリズム更新と重なると判別できない |
3番目の変動日の特定は、実務でよく効きます。公開日の翌日から落ちていればリニューアルが原因の可能性が高く、公開の2週間後から落ちていれば別の要因を疑ってください。日次のクリック数を折れ線で見るだけで判断できます。
判定までの期間
先に引用したとおり、中規模サイトの移転が反映されるまでには数週間が必要です。この期間を踏まえた確認の間隔を示します。
| 時期 | 見るもの | 行動 |
|---|---|---|
| 公開当日 | noindex、robots.txt、canonical、Basic認証、リダイレクトの動作 | 設定ミスがあれば即修正 |
| 3日後まで | インデックス登録の状況、404の発生件数 | リダイレクト漏れを補う |
| 2週間後 | 主要KWの順位、ページ別の流入 | 下落の範囲を把握。まだ結論を出さない |
| 1か月後 | 回復の傾向があるか | 兆しがなければ原因調査へ切り替える |
| 3か月後 | 前年同月との比較 | 作り直しが要るページを決める |
サイトリニューアルで順位が落ちたときの戻し方
すでに落ちている場合の手順です。
最初に確認する3点
原因の切り分けは、影響範囲を見ることから始めます。
- 全ページが落ちたのか、一部か。全ページならサイト単位の遮断、一部ならリダイレクトかコンテンツを疑う
- インデックスされているか。site:検索とURL検査ツールで、対象ページが登録されているか見る
- 下落の開始日はいつか。日次データで、公開日と一致するかを照合する
この3点で、原因の3分類のどれに当たるかがおおむね絞れます。全ページが同時に落ちてインデックスも消えていれば、技術的な遮断です。ここは1日で直ります。
下落の開始日が公開日と離れている場合は、リニューアル以外の要因を検討してください。アルゴリズム更新の時期と重なっていないかを確かめる手順は、別記事で扱っています。

戻せるものと戻せないもの
切り分けができたら、対処の見通しを立てます。
| 状態 | 対処 | 回復の見込み |
|---|---|---|
| noindexやrobots.txtの遮断 | 設定を外し、URL検査ツールからインデックス登録をリクエスト | 数日から2週間 |
| リダイレクト漏れ | 旧URL一覧と照合し、不足分を追加 | 数週間 |
| トップページへの一括転送 | 1対1の対応へ設定し直す | 数週間 |
| 本文を削った | 削除した情報を書き戻す。またはページを作り直す | 数か月 |
| ページを廃止した | 復活させるか、統合先の本文に内容を追加する | 数か月 |
設定の問題であれば、直せば戻ります。時間はかかりますが、やることは明確です。難しいのは下2つで、こちらはリニューアル前の状態へ戻すというより、記事を作り直す作業になります。

元に戻すべきか、前に進むべきか
下落が大きいと、リニューアル自体を巻き戻す案が出てくるでしょう。判断の基準を示します。
巻き戻しを検討してよいのは、公開から日が浅く、原因が特定できず、事業への影響が許容範囲を超えている場合です。この3つが揃うなら、旧サイトへ戻して落ち着いてから作り直すほうが早く済みます。
逆に、公開から1か月以上が経っている場合は前に進んでください。旧URLへ戻すと、新URLで積み上げたインデックスを再度捨てることになり、変更を2回加えた状態になります。URLの変更は、回数が増えるほど不利です。
デザインだけを旧に戻し、URLはそのまま維持するという選択肢もあります。見た目の不満とSEOの問題を切り離せるため、実務では扱いやすい方法です。
サイトリニューアルとSEOに関するよくある質問
- サイトリニューアルで順位はどのくらい落ちますか?
-
下落幅は、URLを変更したかどうかと、本文を削ったかどうかで決まります。URLを据え置いて本文もそのまま移した場合、大きな変動は起きません。逆にURLを変更してリダイレクトに漏れがあると、漏れたページの流入がそのまま消えます。共通の相場はないため、公開前にページ別の流入を記録して、後から比較できる状態にしておいてください。
- 落ちた順位はどのくらいで戻りますか?
-
原因によります。noindexやrobots.txtの遮断であれば、設定を外せば数日から2週間で戻るでしょう。リダイレクトの追加やURLの再設定は数週間かかります。削ったページや本文を書き戻す場合は数か月単位です。Googleは中規模サイトの移転が反映されるまで数週間かかると案内しているため、公開から1週間の数字で判断しないでください。
- リニューアルでURLは変えないほうがよいですか?
-
変えずに済むなら、変えないほうが安全です。URLを据え置けばリダイレクトの設計そのものが不要になり、事故の種類が減ります。ただしディレクトリ構成が実態と合っていない場合や、CMSの制約でURLが変わる場合は、変更を選ぶ理由があります。判断の基準は、変更によって得られるものが、移行のリスクに見合うかどうかです。デザイン刷新だけが目的なら、URLは触らないでください。
- リダイレクトはいつまで維持すればよいですか?
-
Googleはリダイレクトをできるだけ長く保持するよう案内しており、目安として1年以上を示しています。検索エンジンへの引き継ぎだけでなく、他社サイトからの被リンクや過去のメールに残ったURLも旧URLを指し続けます。サーバー移管や設定の見直しで消えてしまう事故が起きやすいため、設定した日と外してよい日を運用ドキュメントへ記録しておいてください。
- リニューアル後に順位が落ちたら元に戻すべきですか?
-
公開から日が浅く、原因が特定できず、事業への影響が許容範囲を超えているという3つが揃う場合のみ検討してください。公開から1か月以上経っているなら、戻さずに原因を直すほうが有利です。旧URLへ戻すとURLの変更を2回加えたことになり、新URLで積み上げたインデックスも捨てることになります。デザインだけ戻してURLは維持する方法も選べます。
- 常時SSL化でもアドレス変更ツールは使いますか?
-
使いません。Googleは「HTTP から HTTPS への移行の場合: アドレス変更ツールを使用する必要はありません」と明記しています。HTTPSへの移行はドメイン変更にあたらないためです。ただしリダイレクトの設定と内部リンクのURL修正は必要になります。サイト内にHTTPのままのリンクや画像が残っていないか、ソースを検索して確認してください。
サイトリニューアルのSEOで押さえる要点
公開前の半日が、後の数週間を決めます。
- 下落の原因は評価の引き継ぎ失敗・情報量の減少・技術的な遮断の3つです
- 設定ミスは直せば元どおりです。削ったページと本文は作り直しになります
- Googleはリダイレクトを長く保持するよう案内しています。目安は1年以上です
- リダイレクトが正常でも、旧URLのままの内部リンクは別の壊れ方をします
- 公開前にURL一覧・順位・流入・内部リンク構造の4点を記録してください
- 反映には数週間かかります。公開から1週間の数字で結論を出さないでください
引用したリダイレクトの保持期間と反映期間は、Googleの公式ドキュメントに書かれている記述です。内部リンクの事故は自社メディアで2026年8月に発生したもので、URL単位の事例になります。サイト全体を移転した場合の下落幅については自社の実測がないため、この記事では数値を示していません。







