【2026年8月】YouTube SEOツールのおすすめは?無料で足りる境目

YouTube SEOツールの無料と有料の境目

YouTubeのSEOツールを探しています。無料のものだけで足りますか。

始めたばかりなら無料で足ります。ただし無料ツールには自分のチャンネルしか見えない、数値がレンジや相対値になるという制約があります。どこで足りなくなるのかを先に押さえてください。

YouTubeのSEOツールを調べると、有料ツールを勧める記事が並びます。ただし無料のツールでどこまでできて、どこから足りなくなるのかは書かれていません。

この記事では、料金が確認できたツールだけを実額で整理し、無料と有料の境目を示します。あわせて無料ツールにある3つの制約も先に挙げておきましょう。ここを知らずに使うと、数値を読み違えます。

この記事の結論
  • Googleキーワードプランナーは無料です。有料ツールとして紹介されることがありますが誤りです
  • ただし広告を出していないと「10〜100」のようなレンジ表示になります
  • Googleトレンドの数値は0〜100に正規化された相対値です。検索回数ではありません
  • YouTubeアナリティクスは自分のチャンネルしか見られません。競合は対象外です
  • 有料が要るのは競合の数値を見たいときだけ。それ以外は無料で足ります
本記事を監修する専門家
柏倉元太
柏倉元太

株式会社オークスでは実際のWebコンサルタントである、柏倉元太(@genta_oaks)が記事を監修。

月間数十万PVのメディアを複数運営しながら、現在はSEOからSNS、YouTubeまで様々な分野のマーケティング企業を運営。

無料相談
目次

無料で足りる範囲と有料が要る範囲

YouTube SEOツールで無料と有料に分かれる範囲

やりたいことで切り分ける

ツール名から入ると選べません。やりたいことを先に決めて、それが無料でできるかを見るほうが早く決まります。

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やりたいこと無料でできるか使うツール
自分の動画の流入キーワードを知るできるYouTubeアナリティクス
自分の動画の離脱箇所を知るできるYouTubeアナリティクス
キーワードの検索需要を知るレンジ表示なら可キーワードプランナー
季節や話題の推移を知る相対値なら可Googleトレンド
競合チャンネルの数値を知るできない有料が必要
競合動画のタグを知る一部のみvidIQ等の拡張機能

境目ははっきりしています。自分のデータは無料で全部見えて、他人のデータは有料です。

最初の3ヶ月は無料で足りる

チャンネルを始めたばかりなら、競合分析より先にやることがあります。自分の動画がどのキーワードで見られているのか、どこで離脱されているのかを把握することです。

これは全部無料で見られます。有料ツールを入れるのは、自分のデータを読み切って打ち手が尽きてからで遅くありません。

逆に、動画が10本もない段階で競合分析ツールを入れても、比べる自分側のデータがありません。先に本数を積むほうが効きます

YouTubeアナリティクス(無料)

YouTubeの症状別に見る指標と直す場所

最初に見るのはトラフィックソース

YouTubeが公式に提供している分析画面です。追加費用はかかりません。

SEOの観点でまず見るのがトラフィックソースの「YouTube検索」です。ここに、実際に検索されて自分の動画にたどり着いたキーワードが並びます。

重要なのは、これが推定値ではなく実際に流入した語だという点です。他のツールが出す検索ボリュームは推定にすぎません。ここは実績になります。

使い方は単純です。想定していなかった語で流入していたら、その語をタイトルや説明文に入れ直します。すでに評価されている方向へ寄せるのがいちばん確実な打ち手です。

視聴維持率とクリック率を分けて見る

数字が伸びないとき、原因は2つに分かれます。

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症状見る指標直す場所
表示はされるが見られないクリック率サムネイルとタイトル
見られるがすぐ離脱する視聴維持率冒頭30秒の構成
そもそも表示されないインプレッション数キーワードと本数

この3つを混同すると、直す場所を間違えます。サムネイルを何度も作り直しても、原因が視聴維持率なら数字は動きません。

自分のチャンネルしか見られない

制約もはっきりしています。YouTubeアナリティクスで見られるのは自分のチャンネルだけです。競合の視聴維持率もクリック率も分かりません。

競合について外から分かるのは、再生回数・高評価数・コメント数・公開日といった誰でも見える情報だけです。ここを超えたいときに有料ツールの出番になります。

Googleキーワードプランナー(無料)

キーワードプランナーの広告出稿有無による表示の違い

有料ツールではありません

まず訂正しておきたい点があります。Googleキーワードプランナーは無料です。有料ツールとして紹介されることがありますが、利用そのものに費用はかかりません。

必要なのはGoogle広告のアカウント登録だけで、広告を出稿しなくてもツール自体は開けます。この点を有料と誤解して、最初から候補から外している方が少なくありません。

広告を出していないとレンジ表示になる

ただし無条件ではありません。広告を出稿していない状態だと、検索ボリュームが「10〜100」「1,000〜1万」のようなレンジ表示になります。

スクロールできます
状態表示使えるか
広告を出稿していない10〜100 のようなレンジ大小の比較には使える
広告を出稿している具体的な数値実数で比較できる

レンジ表示でも「1万〜10万」と「10〜100」のどちらが大きいかは読み取れるでしょう。キーワードを絞り込む段階なら、この粒度で足ります。

実数が必要になるのは、複数のキーワードを僅差で比べるときだけです。その段階に来たら、少額でも広告を出すか有料ツールを検討してください

数値はGoogle検索のものです

もう1つ、YouTubeで使うときに知っておきたい前提があります。キーワードプランナーが返す検索ボリュームは、Google検索での数値です。

YouTube内の検索窓で何回検索されたかを示すものではありません。仕組み上、Google広告のツールなのでGoogle検索のデータが基準になります。

実務では需要の当たりをつける用途と割り切ってください。Google検索で需要がある語はYouTubeでも一定の需要があると推測できますが、数値をそのままYouTubeの検索回数として扱うと読み違えます

Googleトレンド(無料)

Googleトレンドの数値は0から100の相対値

数値は検索回数ではなく相対値

季節性や話題の推移を見るときに使います。こちらも無料です。

使う前に必ず押さえておきたいのが、表示される数値の正体です。Googleの公式ヘルプには、各データポイントがその地域と期間の総検索数で割られ、0から100の範囲にスケーリングされると書かれています。

つまり100は「最も検索された時点」を意味するだけで、検索回数ではありません。別のキーワードの100と比べても、実数として同じではありません。

ここを誤解すると、「トレンドで100だから需要が大きい」という読み違いが起きます。相対値だと分かったうえで、推移と比較にだけ使ってください

向いている使い方

Googleトレンドが効く場面
  • 公開する時期を決める(季節性のあるテーマ)
  • 2つの言い方のどちらが使われているかを比べる
  • 伸びている話題か、落ちている話題かを判断する

2つ目が実務でよく効きます。同じ意味でも表記が複数あるとき、どちらの言い方が使われているかを比べてタイトルに採用するという使い方です。相対値でも比較には問題なく使えます。

vidIQ(無料プランあり)

料金は無料プランと月39ドル

YouTubeに特化した分析ツールです。ブラウザの拡張機能として動き、動画ページを開いたまま数値を確認できます。

公式の料金ページで確認できるプランは次のとおりです。

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プラン料金内容
Free0ドル月150 AIクレジット・トレンド確認
Max月39ドル月6,000 AIクレジット・年払いで120ドル節約
Enterprise要問い合わせ権限管理・複数チャンネル分析

ドル建てなので、為替によって円換算額が変わります。月39ドルは1ドル150円なら約5,850円です。年間で7万円前後になるため、導入前に回収できるかを考えてください。

無料プランでできること

拡張機能を入れると、動画ページに数値が重なって表示されます。他人の動画を開いたときにタグや大まかなスコアが見えるのが、無料ツールとの決定的な違いです。

ただし表示されるスコアはvidIQ独自の指標で、YouTubeが公式に出しているものではありません。高いから上位に出るという因果ではなく、参考値として扱ってください

実務での使いどころは、競合が同じテーマでどんなタグを付けているかを見る場面です。自分が取りこぼしている語を拾う用途なら、無料プランでも役に立ちます。

Ahrefs(有料)

最安は月4,460円

Google検索側の競合分析で使われるツールです。YouTube向けの専用ツールではありませんが、動画がGoogle検索にも出る以上、関係してきます。

スクロールできます
プラン料金
無料プラン0円(機能制限あり)
Starter月4,460円
Lite月19,900円

旧版のこの記事では「月1万円ほど」と書いていましたが、実際の下位プランはもっと安く、上位プランはもっと高いのが現状です。

YouTube用途では過剰になりやすい

正直に書くと、YouTubeだけが目的ならAhrefsは過剰です。強みはWebサイトの被リンク調査と競合の流入キーワード分析で、そこはYouTube運用と直接つながりません。

入れる価値があるのは、自社サイトのSEOも並行してやっている場合です。動画とサイトの両方で検索流入を取りにいくなら、1つのツールで両方見られる利点があります。

SEOツール全般の選び方は別記事にまとめました。

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ツール比較一覧

YouTube SEOツールの料金一覧

料金と用途で並べる

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ツール料金主な用途制約
YouTubeアナリティクス無料自分の流入語と離脱の把握自分のチャンネルのみ
キーワードプランナー無料需要の当たりをつける広告なしはレンジ表示・Google検索の数値
Googleトレンド無料推移と言い方の比較0〜100の相対値
vidIQ0ドル / 月39ドル競合のタグ確認スコアは独自指標
Ahrefs月4,460円〜サイト側の競合分析YouTube専用ではない

この表の上3つはすべて無料です。始めるにあたって費用は要りません。

導入する順番

STEP
YouTubeアナリティクスを見る習慣をつける

公開から1週間後に、トラフィックソースとクリック率と視聴維持率を確認します。これを毎回やるだけで打ち手が見えてきます。追加費用はかかりません。

STEP
キーワードプランナーで需要を確認する

次の動画のテーマを決めるときに開きます。レンジ表示でも大小の判断には足ります。数値がGoogle検索のものである点だけ意識してください。

STEP
vidIQの無料プランを入れる

competitorのタグを見たくなったら拡張機能を入れます。ここまでは全部0円です。有料版に上げるのは、無料で見られる範囲を使い切ってからにしてください。

STEP
有料を検討するのは最後

月39ドルなら年間7万円前後、月4,460円なら年間5万円強です。その金額を動画の本数や外注に回したほうが伸びる段階なら、ツールは後回しで構いません。

ツールを入れても伸びない場合

ツールが効く層と効かない層

原因はツールの外にある

ツールを導入しても数字が動かないことがあります。その場合、原因はツールの選び方ではありません。

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症状ツールで解決するか
本数そもそも動画が少ないしない
企画需要のないテーマを選んでいる一部する
表現サムネイルとタイトルが弱い一部する
中身冒頭で離脱されるしない

4つのうちツールが効くのは2つだけです。本数と中身は、ツールをいくつ入れても変わりません。

先に本数を積む

動画が5本しかない状態で分析をしても、判断できるだけのデータがそろいません。まず一定の本数を出して、傾向が見える状態を作るほうが先です。

YouTube SEOの手順そのものは別記事で整理しています。

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オークスは自社でメディアを運営し、記事とデータの両方を日常的に扱っています。ツールを入れる前に何を見るべきかを整理したい場合はご相談ください

YouTube SEOツールのよくある質問

無料ツールだけで足りますか?

自分のチャンネルを分析する範囲なら足ります。YouTubeアナリティクスで流入キーワードも離脱箇所も見られますし、キーワードプランナーとGoogleトレンドも無料です。足りなくなるのは競合の数値を見たくなったときで、そこから先が有料の領域になります。

キーワードプランナーは有料ですか?

無料です。Google広告のアカウント登録は必要ですが、広告を出稿しなくてもツールは開けます。ただし出稿していない状態だと検索ボリュームが「10〜100」のようなレンジ表示になります。大小の比較には使えるので、キーワードを絞り込む段階なら問題ありません。

キーワードプランナーの数値はYouTubeの検索回数ですか?

違います。Google広告のツールなので、返ってくるのはGoogle検索での数値です。YouTube内の検索窓で何回検索されたかを示すものではありません。需要の当たりをつける用途と割り切って使ってください。

Googleトレンドの100はどういう意味ですか?

検索回数ではありません。Googleの公式ヘルプによると、各データポイントはその地域と期間の総検索数で割られ、0から100の範囲にスケーリングされます。100は「その期間で最も検索された時点」を示すだけです。別のキーワードの100と実数で比べることはできません。

有料ツールはいつ入れるべきですか?

無料で見られる範囲を使い切ってからで遅くありません。動画が10本もない段階では、比べる自分側のデータがそろっていないためです。月39ドルなら年間7万円前後かかるので、その金額を本数や外注に回したほうが伸びる段階なら、ツールは後回しで構いません。

vidIQのスコアが高ければ上位に出ますか?

そうとは限りません。表示されるスコアはvidIQ独自の指標で、YouTubeが公式に出しているものではありません。参考値として扱い、スコアを上げること自体を目的にしないでください。実際に見るべきは、自分のアナリティクスに出ているクリック率と視聴維持率です。

YouTube SEOツールのまとめ

ツールを増やすより、無料ツールの制約を知って正しく読むほうが先に効きます。

この記事のポイント
  • Googleキーワードプランナーは無料です。有料という紹介は誤りです
  • 広告を出していないとレンジ表示になりますが、大小の比較には使えます
  • キーワードプランナーの数値はGoogle検索のもので、YouTube内の検索回数ではありません
  • Googleトレンドは0〜100の相対値。100は検索回数を意味しません
  • 自分のデータは無料で全部見えて、他人のデータから有料になります
  • 本数と中身の問題は、ツールをいくつ入れても解決しません

掲載した料金は2026年8月時点で各社が公開していたものです。ドル建てのプランは為替で円換算額が変わります。導入前に最新の料金をご確認ください。

YouTube SEOツールの無料と有料の境目

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