【2026年8月】ホームページ制作の費用は?実発注の半数は50万円以下

ホームページ制作の費用と実発注データ

ホームページの制作費を調べたら、10万円から1,000万円まで書いてあって見当がつきません。

幅が広いのは事実です。ただし実際の発注データを見ると、半数は50万円以下に収まっています。相場表の上限は一部の大型案件が引き上げているだけです。

ホームページ制作の費用を調べると、どの記事も似た相場表を載せています。小規模10万〜50万円、中規模50万〜200万円、大規模500万円以上。この幅のどこに自社が入るのかは書かれていません。

そこで発想を変えて、実際にいくらで発注されているかの分布と、制作会社が自社サイトに公開している料金を集めました。あわせて見積書の総額が妥当かを自分で検算する方法まで整理しています。

この記事の結論
  • 実発注データでは平均95.6万円に対して中央値は50.0万円。半数は50万円以下です
  • 相場が10万〜1,000万まで開くのは、ページ数とオリジナル度と機能の3つが掛け算になるためです
  • 見積書はデザイン20〜30%、コーディング10〜20%という比率で総額を検算できます
  • 原稿と写真は見積書から漏れやすい費目です。原稿は1ページ3万円前後かかります
  • 企業の開設率は93.2%。依頼のほとんどは新規ではなくリニューアルです
本記事を監修する専門家
柏倉元太
柏倉元太

株式会社オークスでは実際のWebコンサルタントである、柏倉元太(@genta_oaks)が記事を監修。

月間数十万PVのメディアを複数運営しながら、現在はSEOからSNS、YouTubeまで様々な分野のマーケティング企業を運営。

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目次

実際の発注額は相場表より安い

ホームページ制作の実際の発注額の分布

平均95.6万円、中央値50.0万円

相場の幅を見る前に、実際にいくらで発注されているのかを確認します。

制作会社のマッチングサービスであるWeb幹事が、自社サービス経由の発注金額データとして公開している数値があります。コーポレートサイト制作の平均は95.6万円、中央値は50.0万円です。

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発注金額割合
50万円以下50%
51〜100万円23%
101〜300万円22%
301万円以上5%

なお、この数値は同社サービス経由の発注データとして公開されているものですが、件数と調査期間は公表されていません。母集団はマッチングサービスの利用者に限られるため、市場全体の平均とは違う可能性があります。それでも実際の発注額の分布が公開されている例は少なく、参考になります。

平均と中央値のズレが意味するもの

ここで注目したいのが、平均95.6万円と中央値50.0万円の差です。平均が中央値のほぼ2倍になっています。

これは、少数の高額案件が平均を引き上げている状態でしょう。301万円以上の発注は全体の5%しかありませんが、金額が大きいため平均には強く効きます。

実務上の意味は単純です。相場記事で「コーポレートサイトは50万〜300万円」と書かれていても、自社が該当するのは下半分である可能性が高いということです。50万円以下と51〜100万円を足すと73%になります。

見積もりを取る前に、まず50万円前後で何ができるのかを聞いてみるのが現実的な進め方です。最初から200万円の想定で相談すると、その規模の提案しか出てきません。

相場が10万円から1,000万円まで開く理由

制作費が開く3つの要素

3つの要素が掛け算になる

同じ「ホームページ制作」でも金額が100倍違うのは、次の3つが独立して効くからです。

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要素安い側高い側
ページ数1〜5ページ30ページ以上
オリジナル度テンプレート流用ゼロからデザイン
機能問い合わせフォームのみ会員機能・予約・多言語

この3つは足し算ではなく掛け算で効きます。テンプレートで5ページなら30万円前後、オリジナルデザインで30ページに会員機能を足せば500万円を超えます。

見積もりが高いと感じたときは、この3つのどれが効いているのかを聞いてください。ページ数なら削れます。オリジナル度は目的次第です。機能は本当に要るのかを検討できます。

ページ単価で見ると分かりやすい

公開されている料金表からページ単価を計算すると、構造が見えてきます。ホームページ制作プロが公開している料金は次のとおりです。

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プランページ数金額1ページ換算
シングルページ1P99,800円99,800円
WPシンプル5P270,000円54,000円
特別パック10P600,000円60,000円
CMS付き10P900,000円90,000円

1ページだけだと99,800円ですが、5ページにすると1ページあたり54,000円に下がります。デザインの初期費用が全ページに分散するためです。

同社の基本料金を見ると、その構造がはっきりします。全体デザインが250,000円で、ページ制作が1ページ30,000円。最初の1ページ目に25万円分のデザイン費が乗っているという設計です。

ここから導ける実務的な判断があります。ページ数を1〜2枚減らしても総額はあまり下がりません。減らすなら5ページ以上まとめて削るか、デザインのオリジナル度を下げるほうが効きます。

10ページのサイトを実額で比べる

相場の幅では判断できないので、同じ条件でいくらになるのかを実額で並べます。料金を公開している制作会社から、10ページ前後のサイトに該当するプランを抜き出しました。

同条件で並べると49万〜83万円

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会社・プラン金額条件
GoA スタート495,000円10ページ
AmotDesign スタンダード488,000円見積例
AmotDesign プロフェッショナル586,000円見積例
ホームページ制作プロ 特別パック600,000円10ページ
GoA ベーシック660,000円10ページ
GoA カスタム825,000円10ページ
ホームページ制作プロ CMS付き900,000円10ページ・CMS

公開料金を並べると49万円から83万円に収まります。CMSを付けると90万円です。

注目したいのは、先ほどの実発注データの中央値50.0万円が、この表のいちばん安い帯とほぼ一致する点です。AmotDesignのスタンダード488,000円、GoAのスタート495,000円がその水準にあたります。

つまり半数の企業は、10ページ前後のサイトを50万円前後で発注しているという読み方ができます。相場記事の「コーポレートサイト50万〜300万円」という表記のうち、実際に使われているのは下限付近です。

同じ会社でもプランで1.7倍変わる

GoAが公開しているプランを見ると、同じ10ページでも金額が段階的に上がります。

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プランTOPのみ5ページ10ページ
スタート220,000円357,500円495,000円
ベーシック385,000円522,500円660,000円
カスタム825,000円

スタートとカスタムで1.7倍の開きがあります。ページ数は同じなので、差はデザインのオリジナル度です。先ほどの3要素のうち、オリジナル度だけを動かすと金額がこう変わるという実例になります。

見積もりが予算を超えたときは、この構造を思い出してください。ページ数を削る前に、1つ下のプランで足りないかを聞くほうが効きます。

LP1枚は33万円前後

1枚もののランディングページも公開料金があります。GoAのLP制作プランが330,000円、ホームページ制作プロのシングルページ制作パックが99,800円です。

3倍以上の差がありますが、これは含まれる作業の差から来ています。10万円前後のプランは既存素材を流し込む前提で、30万円台は構成の設計から入る形です。LPは1枚しかない分、構成をどこまで詰めるかで成果が変わります

見積書は比率で検算できる

ホームページ制作の見積書の内訳比率

内訳の標準的な割合

見積書を受け取っても、その金額が妥当か判断できないという声をよく聞きます。判断材料になるのが内訳の比率です。

JPCが示している内訳の目安は次のとおりです。

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項目総額に占める割合100万円の場合
ディレクション費10〜20%10〜20万円
Webデザイン費20〜30%20〜30万円
コンテンツ作成費10〜20%10〜20万円
コーディング費10〜20%10〜20万円
システム費10〜30%10〜30万円

この比率から大きく外れている項目があれば、そこを質問してください。

比率が崩れているときに疑うこと

実務でよく見るのは次の3パターンです。

比率の崩れから読み取れること
  • ディレクション費が30%超:進行管理に人を厚く置く体制か、下請けに再委託している可能性
  • デザイン費が10%未満:テンプレート流用が前提。オリジナル性を期待できません
  • コンテンツ作成費がゼロ:原稿と写真は自社で用意する契約になっています

3つ目がとくに重要です。コンテンツ作成費が見積書にない場合、全ページ分の文章を自社で書くことになります。ここを見落とすと、制作が始まってから社内工数が跳ね上がります。

逆に、内訳がまったく書かれず「ホームページ制作一式 100万円」とだけ記載された見積書は、比較の土俵に乗りません。内訳を出してもらってから他社と並べてください

工程別の単価を公開している例

比率だけでなく、工程ごとの単価そのものを公開している会社もあります。AmotDesignが公開している料金は次のとおりです。

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工程単価
企画・設計・構成制作費の20%(33,000円〜)
進行管理費制作費の15%(22,000円〜)
トップページデザイン57,200円〜/1案
下層ページデザイン9,350円〜/1P
トップページコーディング39,600円〜
下層ページコーディング9,350円〜/1P
WordPress導入・設定60,500円〜

ここから読み取れることが2つあります。1つは企画20%と進行管理15%で合計35%が制作以外の工程に乗るという点です。100万円の見積もりなら35万円が該当します。

もう1つはトップページと下層ページの単価差です。デザインで57,200円と9,350円、コーディングで39,600円と9,350円。トップページだけで6倍前後の手間がかかっている計算です。

この構造を知っていると、見積もりの読み方が変わってきます。「10ページで50万円」という提案は、トップページに10万円前後、残り9ページに18万円前後、企画と進行管理に18万円前後という配分が想定されます。大きく外れていれば、その理由を聞いてください

依頼先ごとの実額

制作会社のランク別の費用帯

ランク制で公開している例

制作会社の中には、金額帯をランクで整理して公開している会社があります。ネオインデックスが公開している区分は次のとおりです。

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ランク制作費
Sランク300万円以上
Aランク180〜280万円
Bランク80〜180万円
Cランク30〜80万円
Dランク10〜30万円

実発注の中央値50万円をこの表に当てはめると、CランクとBランクの境目あたりです。SランクとAランクは、発注全体の5〜27%が入る領域だと分かります。

月額パッケージという選択肢

初期費用を抑える形も広がっています。あきばれホームページ初期54,780円・月額6,490円で14ページという料金を公開中です。サーバー代とSSL、サポートを含んだ形です。

ネオインデックスも定額制を持っており、制作費0円または10〜30万円に対して運用費は9,800円〜9万円でした。

ここで注意したいのが総額の考え方です。月額6,490円は安く見えますが、5年続ければ約39万円になります。初期費用と合わせると44万円で、納品型のCランク下限と変わりません。

判断の分かれ目は解約時にサイトが残るかです。月額型は解約するとサイトが公開停止になる契約が一般的です。納品型は手元にデータが残ります。契約前にどちらの形式かを確認してください。

依頼先タイプ別の目安

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依頼先金額の目安向いているケース
大手制作会社100万〜500万円以上大規模・多言語・システム連携
中小制作会社50万〜300万円オリジナルデザインで作りたい
パッケージ・定額制初期5万〜30万円+月額まず形にしたい・予算が限られる
フリーランス10万円〜小規模・意思疎通を早くしたい

金額だけで見ればフリーランスが安く済みます。ただし1人で受けている以上、体調不良や案件の重なりで進行が止まるリスクがあります。納期が決まっている場合は、代替体制があるかを聞いておいてください。

見積書から漏れやすい費目

ホームページの原稿作成にかかる費用

原稿は1ページ3万円前後かかる

もっとも見落とされるのが原稿でしょう。ホームページ制作プロの公開料金は次の水準です。

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作業料金
原稿ライティング30,000円〜/1ページ
原稿リライト15,000円〜/1ページ
原稿チェック5,000円〜/1ページ

10ページのサイトで全ページの原稿を依頼すると30万円です。制作費60万円のプランに対して、原稿だけで半額が乗る計算になります。

ネオインデックスの公開料金でも、原稿作成は10万〜50万円というオプション扱いです。原稿は本体価格に含まれないのが標準だと考えて見積もりを読んでください。

他社の公開料金でも同じ扱いでした。GoAはライティング33,000円〜・リライト22,000円〜、ホームページ制作プロはライティング30,000円〜・リライト15,000円〜・チェック5,000円〜です。

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会社ライティングリライト
ホームページ制作プロ30,000円〜/1P15,000円〜/1P
GoA33,000円〜/1P22,000円〜/1P

2社とも1ページ3万円台で一致しています。原稿の外注費はこの水準だと考えて予算を組んでください。すでに文章がある場合は、リライト扱いで1万〜2万円台まで下がります。

写真と素材も別料金

写真撮影は5万〜20万円、有料素材の購入は2万〜7万円というのが公開されている水準です。

ここは削れる余地があります。社内で撮影できるもの(社屋・スタッフ・商品)と、プロに頼むべきもの(トップページのメイン写真)を分けると費用を抑えられます。

ただしトップページの写真だけは妥協しないほうがいいというのが実感です。訪問者が最初に見る画面であり、ここの印象がそのままサイト全体の評価になります。

公開後の集客費用は別枠

制作費と混同されがちですが、集客は別の予算です。公開されている水準では、SEO対策が月5万〜30万円、MEO対策が月1万〜5万円、リスティング広告が月10万円以上となっています。

制作費に全予算を使い切ると、公開後に人を呼ぶ手段が残りません。作ったサイトに訪問者がいない状態は珍しくありません。制作と集客の予算配分は、発注前に決めておいてください。

Web集客全体の費用の考え方は別記事にまとめました。

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公開後に毎月かかるもの

CMS導入と都度依頼の費用比較

維持だけなら年1〜2万円

サイトを公開状態に保つだけなら、費用は限られます。

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項目年額
レンタルサーバー1万〜2万円
ドメイン1,000〜5,000円
SSL証明書数千円〜

ここに保守管理費が加わると月5,000円〜数万円、更新作業を月額契約にすると月2万〜3万円が目安です。

保守も公開料金があります。AmotDesignはスモール5,500円/月・スタンダード19,800円/月、GoAは運用保守33,000円〜/年・運用更新パック44,000円〜/年です。

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会社・プラン料金単位
GoA 運用・保守33,000円〜年額
GoA 運用・更新パック44,000円〜年額
AmotDesign スモール5,500円月額
AmotDesign スタンダード19,800円月額

年額と月額が混在しているので、比べるときは年額に揃えてください。AmotDesignのスモールは年66,000円、スタンダードは年237,600円です。GoAの33,000円〜/年と並べると、同じ「保守」でも7倍の開きがあります。

差の正体は更新作業が含まれるかどうかです。サーバー監視とバックアップだけなら年3万円台、ページの更新まで含めると月2万円前後になります。自社で何回更新するのかを先に決めておくと、どちらを選ぶかが決まります。

更新を自社でやるか外に出すか

ランニングコストの大半は更新作業です。ここはCMSを入れて自社で直せる形にするか、都度依頼するかの選択になります。

CMS付きは初期費用が上がります。先ほどの料金表では、10ページで600,000円のプランに対してCMS付きが900,000円でした。差額30万円です。

更新を都度依頼すると1ページ2万〜3万円かかるとして、年に12回更新するなら24万〜36万円。1年強でCMSの差額を回収します。更新の頻度が月1回を超えるなら、CMSを入れたほうが安く済むでしょう。

逆に更新が年に数回なら、都度依頼のほうが総額は下がります。自社が年に何回更新するのかを、発注前に見積もっておいてください

依頼の多くは新規ではなくリニューアル

開設率は93.2%に達している

費用を考える前提として、市場の状況を確認しておきます。

総務省の通信利用動向調査によると、自社のホームページを開設している企業の割合は93.2%でした。前年から0.2ポイントの上昇で、調査は令和6年8月末時点、有効回答は2,330社です。

つまり制作会社への依頼のほとんどは、ゼロから作る案件ではなくリニューアルです。ここが費用に効いてきます。

リニューアルで追加になる費用

新規制作にはない費目が2つあります。

リニューアル特有の費目
  • 既存コンテンツの移行:ページ数が多いほど工数が増えます
  • リダイレクト設定:旧URLから新URLへの転送。漏れると検索流入が消えます

とくにリダイレクトは、見積書に項目がないまま作業も行われないケースがあります。公開後に検索からの流入が消えてから発覚するため、発注前に担当と手順を確認してください。

制作会社の選び方は別記事で詳しく整理しています。

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半数はアクセシビリティを知らない

同じ調査に、費用面でも効いてくる数字があります。Webアクセシビリティの規格であるJIS X 8341-3:2016について、規格もアクセシビリティも知らなかったと答えた企業が51.5%でした。

費用の話につながるのは、制作段階で入れれば追加費用がほとんどかからない点です。文字サイズ、色のコントラスト、画像の代替テキスト。公開後に直すとページ単位の改修になり、まとまった金額が必要になります。

予算別にできること

予算が足りないときに削る順番

金額の帯ごとの現実的な範囲

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予算できること自社で用意するもの
〜30万円テンプレート・5ページ前後原稿・写真すべて
50万〜100万円セミオリジナル・10ページ前後原稿の大半
100万〜200万円オリジナルデザイン・原稿込み素材の提供と確認
300万円〜戦略設計・撮影・システム連携意思決定のみ

実発注の中央値が50万円である以上、50万〜100万円の帯が最も一般的です。この帯では原稿の大半を自社で用意する前提になります。

削ってよいものと削れないもの

予算が足りないときに調整する順番があります。

STEP
まずページ数を減らす

公開時点で全ページをそろえる必要はありません。後から追加できる構造にしておけば、初期は必要最小限で足ります。ただし1〜2ページ減らしても総額はあまり動かないため、減らすならまとめて削ってください。

STEP
次に原稿を自社で書く

1ページ3万円が浮きます。10ページなら30万円です。自社の商品説明は社内のほうが正確に書けるため、品質の面でも悪い選択ではありません。ただし書く時間は確保してください。

STEP
機能を後回しにする

会員機能や予約システムは、必要になってから足せます。使われるか分からない機能に初期費用を払うより、公開して反応を見てから判断するほうが確実です。

STEP
削らないほうがいいもの

トップページの写真、スマートフォン対応、リダイレクト設定の3つは削らないでください。いずれも後から直すと割高になり、その間の機会損失も発生します

オークスは制作会社ではなく、SEOと広告で集客を担当してきた立場から公開後のサイトを見てきました。受け取った見積もりが妥当かを、発注側の視点で確認したい場合はご相談ください

ホームページ制作費用のよくある質問

結局いくら用意すればいいですか?

実際の発注データでは中央値が50万円で、半数は50万円以下に収まっています。まず50万〜100万円で何ができるかを聞いてみてください。この帯なら10ページ前後のセミオリジナルが現実的な範囲です。ただし原稿は自社で用意する前提になります。

安い会社に頼むと失敗しますか?

価格そのものが失敗の原因になるわけではありません。初期54,780円・月額6,490円といった水準のサービスもあり、まず形にしたい段階なら合理的です。問題になるのは、目的が定まらないまま高額な個別制作を発注した場合で、金額に関係なく成果は出ません。

月額制と納品型はどちらが得ですか?

期間で変わります。月額6,490円なら5年で約39万円になり、初期費用と合わせて納品型の下限帯と並びます。判断の分かれ目は解約時です。月額型は解約するとサイトが公開停止になる契約が一般的で、納品型は手元にデータが残ります。契約形式を先に確認してください。

見積書が高いか安いか判断できません

内訳の比率で検算してください。ディレクション10〜20%、デザイン20〜30%、コンテンツ10〜20%、コーディング10〜20%、システム10〜30%が目安です。大きく外れる項目があれば質問します。内訳が「一式」としか書かれていない見積書は、内訳を出してもらってから比較してください。

原稿は自分で書いたほうがいいですか?

予算を抑えたいなら自社で書く価値があるでしょう。公開されている料金では1ページ3万円前後で、10ページなら30万円が浮きます。自社の商品説明は社内のほうが正確に書けるという利点も見逃せません。ただし書く時間の確保が前提で、そこが取れないなら依頼してください。

CMSは入れたほうがいいですか?

更新の頻度で決まります。CMS付きは初期費用が30万円ほど上がる代わりに、都度依頼だと1ページ2万〜3万円かかります。年に12回更新するなら1年強で差額を回収する計算です。更新が年に数回であれば、都度依頼のほうが総額は下がります。

10ページのサイトはいくらですか?

料金を公開している会社のプランを並べると49万〜83万円でした。CMSを付けると90万円です。実際の発注データの中央値が50.0万円なので、いちばん安い帯が最も使われていることになります。まず50万円前後のプランで何ができるかを聞いてみてください。

同じ会社でもプランで金額が違うのはなぜですか?

デザインのオリジナル度が主な理由です。ある会社の公開料金では、同じ10ページでもスタート495,000円からカスタム825,000円まで1.7倍の開きがありました。ページ数は同じなので、差はデザインをどこまで作り込むかです。予算を超えたときは、ページ数を削る前に1つ下のプランで足りるかを聞いてください。

保守費用はどれくらい見ておけばいいですか?

公開されている料金では年3万円台から月2万円前後まで幅があります。差の正体は更新作業が含まれるかどうかです。サーバー監視とバックアップだけなら年3万円台、ページ更新まで含めると月2万円前後になります。年額と月額が混在するので、比べるときは年額に揃えてください。

ホームページ制作費用のまとめ

相場表の幅を眺めるより、実際の発注額の分布と見積書の内訳比率を見たほうが判断できます。

この記事のポイント
  • 実発注データは平均95.6万円・中央値50.0万円。半数は50万円以下です
  • 相場が開くのはページ数・オリジナル度・機能が掛け算になるためです
  • 見積書はディレクション10〜20%、デザイン20〜30%という比率で検算できます
  • 原稿は1ページ3万円前後。本体価格に含まれないのが標準です
  • 月額6,490円でも5年で約39万円。総額と解約時の扱いで比べてください
  • 削らないほうがいいのはトップの写真・スマホ対応・リダイレクト設定です

掲載した料金は2026年8月時点で各社が公開していたものです。改定される場合があるため、発注前には最新の料金表をご確認ください。

ホームページ制作の費用と実発注データ

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