コンサルタントになりたいんだけど、おすすめの勉強法ってあるの?
コンサルタントになるまでの勉強量てどのくらい?実際大変なの?
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- そもそもコンサルタントとは?
- コンサルタントになるまでの難易度
- コンサルタントになるための勉強法
- コンサルタントに必要な知識
- おすすめの本
株式会社オークスでは実際のWebコンサルタントである、柏倉元太(@genta_oaks)が記事を監修しています。
月間数十万PVのメディアを複数運営しながら、現在はSEOからSNS、YouTubeまで様々な分野のマーケティング企業を運営しています。
それでは早速見ていきましょう。
そもそもコンサルタントとは?勉強法を見る前に知っておこう
そもそもコンサルタントとは何かあなたは具体的に言えますか?
人によって定義は違いますが、コンサルタントとは「経営、運営上の課題を明らかにしながら、解決・運用のアドバイスをする職業」です。
つまり、簡単にいうと「クライアント(お客様)をどれだけ儲けさせるか」に尽きます。
また経営のアドバイスだけではありません。
ITコンサルタントと呼ばれる、webのマーケティング支援やアドバイスを行うこともあります。
実際に私が運営するオークスでは、webマーケティングのコンサルを行っています。
お問い合わせはこちら。
またより詳しくコンサルタントについて知りたい方は「【決定版】コンサルタントの意味とは?仕事内容から種類まで完全解説」の記事をチェックしてみてください。
コンサルタントになるための勉強法
コンサルタントになるための勉強法は大きく4つあります。
まとめると以下のとおりです。
- 業界知識を蓄える
- 専門性を磨く
- コミュニケーション能力を鍛える
- 語学力を鍛える
順番に解説します。
業界知識を蓄える
コンサルティングファームは、プロジェクト単位で動くことがほとんどです。
また新卒・中途関係なく最初の1~2年間は、多くケースが初めての業界になることが当たり前。
プロジェクトにアサイン(参画)されると最初の2日間ぐらいは、業界やクライアント(お客様)企業に関する情報を徹底的に覚えることがほとんどです。
そのため、全ての内容をその短期間で理解できるのはなかなか厳しいものがあります。
コンサルティングをしたいのであれば、あらかじめ浅くでもいいので業界知識を蓄えておくことが必要というわけです。
コンサル志望以外の方でもおすすめです
専門性を磨く
専門性を磨くことはコンサルティングをする上では欠かせません。
理由は簡単で、専門性がない会社・人材に自社の運営やアドバイスをさせたくないからです。
これは自分の立場に置き換えて見れば簡単なこと。
あなたが社長で、新人の何もわからない、スキルもない人が担当したら嫌なはずです。
そのため、コンサルタントとして仕事をしていくのであれば、ITや経営などのその道の専門家になる必要があります。
コミュニケーション能力を鍛える
コミュニケーション能力を鍛えるも非常に重要です。
先程もお伝えした通り、コンサルティングはプロジェクト単位で動きます。
そのため、何らかの仕事を複数人で回すことがほとんどです。
つまり、コミュニケーション能力がなければ、コンサルティングという仕事はできません。
責任が重くなるほどコミュニケーションも大切になる
歳を重ねる、つまり責任が重くなるほどコミュニケーションも大切になります。
これはクライアント企業の役員との会議も徐々に増え出すようになるためです。
またクライアントとの会食のも増えていくのがちょうどこの頃でしょう。
語学力を鍛える
これは近年、グローバルなプロジェクトが多いことが挙げられます。
実際に、世界規模のプロジェクト数は年々増加の傾向にあって、コンサルタントとして英語ができないことは、付加価値を出す上でかなりの損失です。
一部のコンサルティングファームなどでは、入社基準として英語スキルを掲げている会社もあります。
また語学研修のための費用補助や、社内での英語学習プログラムなどを用意している会社も存在します。
仮に英語に不安な人は、入社のタイミングで訪ねてみるといいでしょう。
コンサルタントになるために必要な勉強量・時間
結論、コンサルタントになるために必要な勉強量・時間という考えはありません。
これは必ずしも資格が必要なわけではないためです。
そのため、明確な勉強時間や勉強方法があるとはいえないのです。
ただ一人前の知識を身につけるには、よく1万時間必要だと言われます。
つまり、1日90分であれば、20年かかるという計算です。
それだけの熱量、信念をもって仕事に取り組まなければならないということですね。
コンサルタントに必要な知識とは?勉強の方向性を決めよう
コンサルタントに必要な知識はそのジャンルによって変わってきます。
表にまとめると以下のとおりです。
コンサルティングの種類 | 仕事内容 |
総合系 | 総合的なコンサルティングを行う。社員数が数百~数千人と大規模。 |
戦略系 | 戦略領域に特化してコンサルティングする。アメリカやヨーロッパを拠点とした世界規模で展開するファームが多い。 |
IT系 | IT戦略やシステム構想・システム導入などを行う。規模はそれほど大きくない |
人事系 | 企業の組織、人事、採用、教育、研修などのコンサルティング |
財務アドバイザリー系 | M&Aアドバイザリー、財務が中心 |
シンクタンク系 | 民間企業だけでなく、官公庁もコンサルティングする |
監査法人系 | 大企業に対する会計監査業務を行う |
国内独立系 | 主に中小企業を対象とする実践的なコンサルティングを行う |
企業・事業再生系 | 経営戦略の立案から実行まで幅広くコンサルティングする |
是非この表を活かして、自分がまず何に興味があるのか把握してください。
そこからその領域の専門家になりましょう。
コンサルタント、就活生ににおすすめの本が知りたい方は「コンサルタントにおすすめの本7選!仕事ができる人になる秘訣とは?」の記事をチェックしてみてください。
コンサルティングをするまでに勉強だけではなく人間性も磨こう!
いかがだったでしょうか?
コンサルタントになるための勉強法を解説しつつ、必要な量から知識までご紹介しました!
今回の記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- コンサルタントになるための勉強法は大きく4つある
- コンサルタントになるために必要な勉強量・時間という考えはない
- コンサルタントに必要な知識はそのジャンルによって変わる
是非今回ご紹介した内容を踏まえて、実際にその領域の専門家になりましょう。
またコンサルティングをするまでに人間性も磨くことが大切です。
スキルはあっても人間性に欠けていては、仕事はできません。
コンサルタントに必要な資格・スキル・能力については、こちらの記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:コンサルタントに必要な資格・スキル・能力は?入社前後に分けて解説 | コンサルキャリア – 20-30代のためのハイキャリアメディア