コンサルタントとして起業するのってどうなの?失敗することはかなり多いのかな?
コンサルタントは起業する事例が多いけど、おすすめな理由はあるのかな?
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- そもそもコンサルタントとは何か
- コンサルタント業で起業するメリット
- コンサルタントとして起業するのがおすすめな理由
- 年収・起業するためのコツ
- コンサル起業の失敗事例
株式会社オークスでは実際のWebコンサルタントである、柏倉元太(@genta_oaks)が記事を監修しています。
月間数十万PVのメディアを複数運営しながら、現在はSEOからSNS、YouTubeまで様々な分野のマーケティング企業を運営しています。
それでは早速見ていきましょう。
そもそもコンサルタントとは?起業の前に知っておこう
結論、人によって定義は違ってきますが、大きくコンサルタントとは「経営、運営上の課題を明らかにしながら解決のアドバイスをする職業」になります。
要は、「クライアント(お客様)をどれだけ儲けを与えるか」になってくるということです。
コンサルはサービスやコンテンツはないけど、その会社の利益や経営の判断をしってくれる、アドバイスをしてくれるんだね!
コンサルタントとは何かより詳しく知りたい方は「【決定版】コンサルタントの意味とは?仕事内容から種類まで完全解説」の記事をチェックしてみてください。
コンサルタント業で起業することは多い
結論、コンサルタント業で起業することは多いです。
正直な話、「コンサルをやりたい!」にはなろうと思えばだれでもすぐになれるというわけです。
極端なことを言うと、ただコンサルタントを自称するだけで構わないのです。
コンサルタントと名乗れば、その瞬間に誰でもコンサルタントです。
バカにしていているわけでもなく、本来コンサルタントという職業はそのようなものなのです。
特別な資格はいらない
コンサルタントになるために特別な資格は要りません。
MBAや中小企業診断士などの関連する資格は多く存在しますが、別にそれらの資格がなくてもコンサルタントと名乗ることなら誰にでもできます。
またこれは非常に真理ですが、特別な資格をもっていても必ずしもクライアントの売上を上げてくれるかといったらそうではありません。
これは実際に私が経験してみて思ったことです。
得意な分野があれば、すぐにコンサルタントとして活動可能です。
実際に私は、webマーケティングとして実績がある程度出てたので、それをコンサルするという立場になりました。
コンサルと聞くと、マッキンゼーなどと超頭の良い人しかできないという認識がありますが、実際そんなことはないのです。
自分で独立開業してコンサルティング活動をしている人も多くいらっしゃいます。
何か特別なスキルや経験がある場合は、これからコンサルタントとして起業するのが良いでしょう。
メリット
コンサルタントとして起業するメリットは大きく2つに分けられます。
まとめると以下のとおりです。
- 市場価値を知れる&上げれる
- 適性を見極められる
順番に解説します。
市場価値を知れる&上げれる
会社員としてコンサルのしごとをするとなると、やっぱりその会社の価値やブランドというものが影響します。
しかし個人でのコンサル起業の場合、これまでのコンサル経験が影響することはあっても会社名や肩書は直接影響しないのが特徴です。
そのため、会社に属していない”本当の自分の市場価値”を知るきっかけにもなる、いいチャンスでしょう。
このことから自分の市場価値をアップデートすることにも繋がります。
最初は不安でしたが、実際に始めてしまうとあとはやるのみでした。
またこのことは、会社内にいると意外にも気づけないものです。
適性を見極められる
先程もお伝えした通り、特別な資格を持つコンサルタントが必ずしも優秀かと言われれば、そんなことはありません。
これは起業家としても優秀とは限らないのと一緒です。
つまり、「実は起業家より会社員の方が向いている」という場合も往々にしてあるのです。
適性を見極められるのは、比較的手軽に活動できるコンサルタントの特徴かもしれません。
コンサルタントとして起業するのがおすすめな理由
コンサルタントとして起業するのがおすすめな理由は大きく3つあります。
- 利益率が高い
- 在庫を抱えないで済む
順番に解説します。
利益率が高い
通常、会社を作って利益を作っていく場合、利益率というものを考える必要があります。
これは業種によっても様々です。
売上が100万円で、原価が50万円だとしたら利益率は50%という計算になります。
100万円の売り上げがあっても、100万円をそのまま自分の利益にできるわけではなく、実際は40万円程度が良いところです。
そのため、利益率は高いほうがいいのです。
コンサルタントは、自分の知識や経験を売るビジネスなため、売り上げが大半そのまま自分の利益になります。
つまり現時点で資金がなく、具体的な商品やサービスの考えもないのであれば、コンサルタントが最も起業しやすい業種と言えるのではないでしょうか?
在庫を抱えないで済む
在庫を抱えないで済むのも大きな魅力です。
本来であれば、起業するには色々なコストがかかります。
店舗を構えるのであればその家賃や人を雇う人件費も掛かってきます。
その一方で、コンサルとはアドバイスすることなので、余計な在庫は要りません。
いらない固定費もなくなるということだね!
契約報酬型のことが多い
コンサルタントという職業は、契約報酬型のことが多いです。
そのため一定の集客ができてしまえば、それを維持することで継続的な収益が見込めるのも特徴です。
半年や数年といった長い期間で収益を維持することができるため、毎月何もお金が発生しない状態からその月の収益のことを考えなければならないようなビジネスと比較すると、心理的な負担が全く違うことが容易に想像できるでしょう。
コンサルタントとして起業した場合の年収
一般的に日本のコンサルティング会社のサラリーマンは、500万円〜800万円とされています。
また外資系なら年収1,000万円程度です。
それ以外にも独立という選択肢もあります。
コンサルで独立した場合、成功すれば2,000万円以上の年収を得ることも可能だとされています。
実際に独立してみて感じることは、コンサルタントは青天井だということだね。
コンサルタント業で起業するためのコツ
コンサルタント業で起業するためのコツとしては、大きく2つあります。
これは自分が実際に体験してみて感じたことを解説していきます。
まとめると以下のとおりです。
- 自分のスキルを突出させる
- ターゲットを絞る
順番に解説します。
自分のスキルを突出させる
当たり前の話ですが、自分のスキルを突出させなければコンサル(簡単にいうとアドバイス)をできるわけがありません。
まずは何か特筆したスキルをもつことではじめて、成り立つビジネスです。
実際に筆者はwebマーケティングという領域でスキルを高めで、コンサルしはじめました。
ターゲットを絞る
ターゲットを絞ることができなければ、せっかく起業してもどんなクライアントを顧客にすればよいかがわからず、集客すらできないでしょう。
「コンサルタント」というと「経営」のスペシャリストのイメージが強いですが、実際はどんな分野でもコンサルタントは必要です。
困っているクライアントに対して、自分の持つ知識やスキルを使って悩んでいることを解決するためのアイデアを与えるのがざっくりとしたコンサルの役割です。
つまり、あらかじめターゲットを絞っておくことで、クライアントに突き刺さるような提案ができるようになります。
コンサル起業の失敗事例
では最後にコンサル起業の失敗事例をご紹介しておきます。
失敗から学ぶことは多いので、実際に起きたことを念頭に置いておきながらコンサルという職業を目指してください。
結論、上記と少しかぶってしまいますが、強みを構築できないことでしょう。
自分の市場価値がそのまま企業価値になるような職業のため。強みによほど差別性がないとお金はもらえません。
「本当に自分の必要なスキルってなんだっけ…。」「どうやったらクライアントにお金を出してもらえるんだろう」こんな追求を自問自答してみてください。
また実際に泥臭く仕事をこなさない方は起業しても上手くいかないことが多いです。
逆に言えば、実際に手を動かす専門家の「労働代替型コンサル」は重宝されるというわけです。
この場合、下請けのような状態になるので、収益性は高くありませんがその分、入口は広いという特徴があります。
そこでチャンスを広げて盛り返す、という方法が一番いいのではないかと思います。
コンサルタント業で起業はかなりしやすい!
いかがだったでしょうか?
コンサルタント業で起業するのはおすすめの理由から失敗事例までご紹介しました!
今回の記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- コンサルタント業で起業することは多い
- コンサルタントとして起業して成功するために特別な資格は要らない
- コンサルタントとして起業する場合、自分のスキルを突出させることと、ターゲットを絞ることが大切
正直、コンサルタント業で起業はかなりしやすいですが、反対にその分競合も多いということを忘れてはいけません。
コンサルで起業したいと思っている方はこの記事が参考になったら幸いです。
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